1. はじめに|EOMONTH関数とは何か?

Googleスプレッドシートを使って日々の業務を管理している中で、「毎月の月末日」を正確に入力する作業に手間取っていませんか?

EOMONTH関数は、指定した日付を基準に、指定した月数後(または前)の月末日を自動で計算してくれる非常に便利な関数です。End of Monthで覚えるとイメージしやすいです。

この関数を活用することで、請求スケジュールやキャッシュフロー、予実管理など、経営の意思決定に欠かせない月次業務が驚くほどスムーズになります。

EOMONTHを覚えておくだけで集計作業がかなり効率化されます。

2. 経営管理における「月末」の重要性

多くの業務が「月末」を基準に動いています。

たとえば:

  • 月末締めの売上報告
  • 請求書の発行日や支払サイト
  • キャッシュフローの入出金予測
  • 月別の集計作業

こうした業務において、日付のズレや入力ミスは、経営判断の遅れやキャッシュ不足の原因にもなり得ます。EOMONTH関数で正確な月末日を自動計算することで、こうしたリスクを未然に防ぐことができます。

3. EOMONTH関数の基本構文と使い方

=EOMONTH(開始日, 月数)
  • 開始日:基準となる日付
  • 月数:未来(正の数)や過去(負の数)を指定

例:

  • =EOMONTH(TODAY(), 0) → 今月の月末
  • =EOMONTH("2025/04/01", 1) → 翌月(2025年5月)の月末(5/31)
  • =EOMONTH("2025/04/01", -1) → 前月の月末(3/31)

4. 実務での活用例3選

① 予実管理シートでの期末日自動計算

=EOMONTH(B2, 2)

→ B列に開始日がある場合、2ヶ月後の月末日を表示。

② 請求スケジュールの自動生成

=EOMONTH(売上日セル, 1)

→ 売上日から1ヶ月後の月末に請求書発行予定日を設定。

③ キャッシュフロー予測に活用

=EOMONTH(入金予定日セル, 0)

→ その月の月末を基準にキャッシュイン/アウトのタイミングを管理。

5. 属人化しないシート運用のすすめ

関数を活用した自動化により、「この人しか使い方が分からない」「入力ミスが発生しやすい」状況から脱却しましょう。

EOMONTHをはじめとした日付関数の活用で、ルール化されたスプレッドシートを構築し、属人性の排除と効率化を同時に実現できます。

6. EOMONTHとSUMIFSを使って部署別の月別の経費を算出する

EOMONTHは他の集計を効率化する関数とともに使用する場面が多くなります。
集計されたデータからEOMONTHとSUMIFSを使って部署別の月別の経費を算出する例を動画で実践してみました。

SUMIFSの具体的な使い方はこちらの記事を参考にしてみてください。

https://note.com/liberence/n/neede8247a123

また動画のように一度作成した関数をコピー&ペーストで一気に反映させるためにはセルの絶対参照と相対参照を理解する必要があります。こちらの記事を参考にしてみてください。

https://note.com/liberence/n/n2105b030eb4c

まとめ|EOMONTHで“月別処理”から自由になろう

経営判断を下すには、正確で即時性のある情報が不可欠です。EOMONTH関数を使えば、手入力によるミスを排除し、あらゆる「月別の集計」の業務を自動化できます。

Googleスプレッドシートの機能を正しく活用し、作業に追われる毎日から、戦略に集中できる日々へシフトしていきましょう。


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