はじめに:なぜGASで勤怠管理システムを構築したのか?
弊社では月額固定でスプレッドシートやExcelに関わる業務を依頼し放題とい
うサービスを実施しております。
その中には、既存のシートの保守業務や、数値集計・レポーティング業務等様々ですが、業務効率化のWebサービスを作れるといった特徴があります。
今回お客様の中で、勤怠管理のシステムを作成いただきたいというお話があり、スプレッドシートとGASを使って実際に勤怠管理システムを開発した事例をご紹介します。
システム全体像:スプレッドシート × GAS × Slack の連携アーキテクチャ
この勤怠管理システムは、以下の3要素で構成されています:
- Googleスプレッドシート:データベースとして勤怠記録・ユーザー情報・設定情報を保存
- Google Apps Script(GAS):出退勤の処理ロジック、通知、給与計算、UIの生成を担当
- Slack:出退勤の報告を自動で投稿し、管理者がリアルタイムに把握可能に
Webアプリ化されており、PCでもスマホでもアクセス可能です。
機能紹介①:出退勤・休憩のリアルタイム記録とSlack自動通知
ユーザーは「出勤」「休憩」「休憩戻り」「退勤」ボタンをワンクリックするだけで、打刻が記録され、Slackに自動通知されます。Slack通知はWebhook URLとチャンネルが設定シートから読み込まれ、オン/オフの切り替えも可能。

機能紹介②:ユーザーのステータスに応じて変わる操作ボタン(UX向上)
- 「勤務外」の場合:出勤ボタンのみが有効
- 「勤務中」の場合:休憩と退勤ボタンが有効
- 「休憩中」の場合:休憩戻りボタンのみが有効

この制御により、誤った操作や連続打刻のミスを防止できます。操作体験(UX)向上と正確な記録保持を両立する設計です。
機能紹介③:管理者向けの勤務時間・給与自動集計
- 勤怠データから、月間の勤務時間・休憩時間・実働時間を自動計算
- 各ユーザーの時給を元に給与も自動算出
- 計算期間を指定するだけで、管理者はすぐに給与明細を取得可能

機能紹介④:誤打刻修正と修正ログ管理機能
- 勤怠記録の日時は後から修正可能
- 修正内容はログに保存され、誰がいつ何を修正したか明確に
- 修正履歴の透明性と記録の信頼性を確保

その他機能
- アプリ内からの新規ユーザーの追加
- 現在の勤務ステータスの表示
- 契約の勤務時間から現在の勤務時間の割合が可視化されているバーを表示等
導入メリット:コストを抑えながら自社業務にぴったりなシステム構築
- 自社業務に合わせたカスタマイズが自由自在
- 内製化によって、改修や改善が柔軟にできる
- 費用も従来の契約の中から追加なし
勤怠管理システムデモ動画
ユーザー目線の動画になります。
まとめ:SaaSでなくても、現場の課題は解決できる
今回の勤怠管理システムは、GASとスプレッドシートという身近なツールだけで実現されています。Slack連携やボタン制御、給与計算までカバーしながら、コストもミニマム。SaaSの継続費用もバカにならないので、中小企業やスタートアップこそ、GASを活用した自社システム構築の可能性に注目すべきだと感じてます。
株式会社リバレンスでは、以下のようなサービスを展開しております。
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